ペット火葬炉の構造について
台車式の炉と受皿式の炉との違いは?メリット・デメリットはあるのでしょうか?
台車式の炉のメリット・デメリット
- ○ 台車の積替えが3~5年間不要な為、ランニングコストを抑える事が可能。
- ○ ゴトクやパンチングプレート等を使用する事により、受け皿方式と同等な火葬が可能。
- ○ ご遺骨がそのまま残る為、台車上でも収骨を行なう事が可能。
- × 台車本体の冷却時間が必要なため、受皿式に比べ回転率は劣る。
受皿式の炉のメリット・デメリット
- ○ 火葬終了後に受皿を炉外に出せる為、受け皿がすぐに低温になり追加火葬が可能。
- ○ 受け皿の下にも炎がまわる為、火葬時間を短縮する事が可能。
- × 受皿が消耗品のため頻繁に受皿の交換が必要となる。
- × 複数回使用した受皿は熱により歪みが生じてしまうためお客様への見栄えは台車式に比べ劣る。
- × 火葬終了後に受皿を炉外に出した際に炉前ホールを汚すことがある。(その都度清掃が必要)
現在は台車式でも受皿式でも参列されるご遺族の安全を考慮し、収骨は直接ではなく別の取り皿などに移し替えた後で行うことが多くなっております。